開幕戦からプレミアは波乱 英メディア選出のワーストイレブンに強豪クラブから多数選出

退場処分受けたケイヒル photo/Getty Images

チェルシー、リヴァプールは期待外れ

これがプレミアリーグ独特の厳しさなのだろうか。開幕戦から優勝を狙うチェルシーとリヴァプールが揃って躓いた。チェルシーはバーンリーにホームで2-3と敗れ、リヴァプールはワトフォードと3-3で引き分けている。

英『Squawka』はさっそくプレミアリーグ第1節のワーストイレブンを紹介しているが、そこには両チームの選手が多く選ばれている。

GKはハダーズフィールド・タウンに3点を許したクリスタル・パレスのウェイン・ヘネシー、両サイドバックにはマンチェスター・ユナイテッド相手に大量4失点を喫したウェストハムからパブロ・サバレタとアルトゥール・マスアクだ。
そしてセンターバックはレスター・シティに3点を奪われたアーセナルからロブ・ホールディング、前半のうちに退場処分を受けたチェルシーのガリー・ケイヒルの2人だ。

中盤はワトフォード戦で1度もタックルを決められなかったリヴァプールのジョルジニオ・ワイナルドゥム、パス成功率が69%と上がらなかったジョーダン・ヘンダーソン、さらにバーンリー戦で熱くなりすぎていたチェルシーMFセスク・ファブレガスも入っている。もう1人はトッテナム戦でデル・アリを踏みつけたニューカッスルのジョンジョ・シェルヴィだ。

最前線はデュエルの勝率が0%だったチェルシーFWミッチー・バチュアイ、その相棒には不発に終わったトッテナムFWハリー・ケインが選ばれている。

中には評価が厳しいと感じる選手もいるが、チェルシーとリヴァプールから5人も選ばれてしまった。失点が多かったのはアーセナルも同じで、さっそくプレミアリーグは荒れ模様だ。

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