リヴァプール、ナポリのエースの獲得へ コウチーニョの代役確保か

リヴァプールの新10番候補に浮上したインシーニェ photo/Getty Images

非常事態に備えるリヴァプール

12日に行われた2017-2018シーズンのプレミアリーグ第1節で、ワトフォードに3-3で引き分けたリヴァプール。アダム・ララーナやフィリペ・コウチーニョの不在により流動的なパスワークが鳴りを潜めたほか、セットプレイでの脆弱な守備を露呈して複数失点を喫するなど、今後に不安を残す試合展開となった。

こうした状況のなか、同クラブが現ナポリ所属FWロレンツォ・インシーニェ(イタリア代表)の獲得を検討していると、英『Daily Mirror』や米『ESPN』が伝えている。両メディアによると、未だにバルセロナ行きの噂が絶えないコウチーニョが移籍を決断した場合に備え、リヴァプールがインシーニェをリストアップ。コウチーニョの売却益から6000万ポンド(約86億円)は下らないとされる同選手の移籍金を捻出する構えを見せていることが併せて報じられた。

一時はユルゲン・クロップ監督やリヴァプールへの愛着を口にしていたこともあり、同クラブ残留が既定路線と各メディアで伝えられていたコウチーニョ。しかし、同選手がクラブ側にトランスファーリクエスト(移籍志願書)を提出したことが11日以降の英『sky SPORTS』や英『BBC SPORT』で報じられるなど、情報が錯綜している。騒動はもはや混迷の様相を呈しているが、リヴァプールは同選手の去就問題を速やかに解決し、チームに漂う暗雲を払拭することができるだろうか。

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