C・ロナウドより”元祖怪物”の方が持って生まれた才能は上 しかし名将サッキ氏は……

レアルのエース・ロナウド photo/Getty Images

C・ロナウドが成功した理由は

現在レアル・マドリードでプレイするクリスティアーノ・ロナウドは、これまで4度のバロンドールを獲得するなど世界トップレベルを維持し続けている。

しかし、クリスティアーノ・ロナウドは決して才能で全てを勝ち取ってきた選手ではない。伊『Corriere dello Sport』によると、かつてミランで指揮を執った名将アリゴ・サッキ氏は元ブラジル代表の元祖怪物FWロナウドの方がクリスティアーノ・ロナウドより持って生まれた才能では上だと考えている。

同氏は「私はアンチェロッティが指揮を執っているときに1度マドリーへ会いに行ったが、チームトレーニングの1時間半前から体を動かしていたのが誰か分かるか?それがクリスティアーノ・ロナウドなんだ。もう一方のブラジルのロナウドはもっとクオリティがあった。だけど、長続きしなかった。なぜなら、彼は特権を求めていた。あまり走りたがらなかったね。クリスティアーノ・ロナウドはプロのお手本だよ」と語っており、いつまでもトレーニングに打ち込み続ける部分を絶賛している。
クリスティアーノ・ロナウドは32歳だが、体のキレはあまり衰えていない。同年代の選手と比較すればそれは明らかだろう。怪我も少なく、常に結果を出せるよう自己管理を徹底している。世界最高の座に何度も立った選手なら気が緩んでも不思議はないが、クリスティアーノ・ロナウドにはそれがない。

クリスティアーノ・ロナウドも才能があったのは間違いないが、それ以上に努力の要素が大きかったのだろう。サッキ氏と同じく純粋な才能では元祖怪物の方が上と考えているサッカーファンも多いはずだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ