[ラグビーSPECIAL]今季のトップリーグは2カンファレンスで実施。五郎丸はヤマハ発動機ジュビロに復帰

挑戦者として連覇を目指すサントリー。ヤマハは国際経験を積んだ選手が多い

ジャパンラグビートップリーグ2017-2018が8月18日(金)に開幕するのに先駆け、東京都内のホテルに参加16チームの監督(ヘッドコーチ)やキャプテンが集結してプレスカンファレンスが行なわれた。今季は2019W杯を控えた日本代表の強化やスーパーラグビーに参戦する選手たちの活動を考慮して日程やレギュレーションが決められており、2カンファレンスのリーグ戦およびポストシーズン(総合順位決定トーナメント)で順位が決定される。カンファレンス名は日本代表のジャージーカラーである赤と白にちなみ、レッドとホワイトとなった。

レッドカンファレンス=サントリーサンゴリアス(1位)、神戸製鋼コベルコスティーラーズ(4位)、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(5位)、トヨタ自動車ヴェルブリッツ(8位)、東芝ブレイブルーパス(9位)、クボタスピアーズ(12位)、近鉄ライナーズ(13位)、NTTドコモレッドハリケーンズ(TC1・1位)

ホワイトカンファレンス=ヤマハ発動機ジュビロ(2位)、パナソニックワイルドナイツ(3位)、リコーブラックラムズ(6位)、キヤノンイーグルス(7位)、NECグリーンロケッツ(10位)、宗像サニックスブルース(11位)、コカ・コーラレッドスパークス(14位)、豊田自動織機シャトルズ(15位)
※括弧内は昨季順位
※TCはトップチャレンジ
リーグ戦は8月18日(金)に開幕し、12月24日(日)に終了。2018年1月6日(土)から順位決定戦が行なわれ、各カンファレンス1位、2位による順位決定戦の勝者がトップリーグ優勝となる。

昨季王者であるサントリーの沢木敬介監督は「常にチャレンジャーとしての気持ちで『STAY HUNGRY』に戦い抜きます。また、チームのスピリッツでもある『Aggressive Attacking Rugby』を進化させて、チーム全員でふたたびタイトルを獲得したい」とコメント。一方、2位だったヤマハは海外経験を積んだ五郎丸歩が復帰し、サンウルブズに参戦していた山本幸輝、日野剛志など複数の主力も合流。こうした状況のなか清宮克幸監督は「今年も自分たちのスタイルにこだわる姿勢に変わりはありません。10名近くの主力が長期間不在のなかトップリーグを迎えるのは新しい経験でしたが、この間にレギュラーポジションを得るためにハングリーな選手が多く、急成長しています。選手層が厚くなっており、誰がヤマハのレギュラージャージーをつかむのか楽しみ」と語り、難しい状況のなか開幕に向けた準備が進んでいることをうかがわせた。

【ジャパンラグビートップリーグ2017-2018 開幕カード】

日時         対戦カード          会場
8月18日(金)17:00 リコー×NTTコム       秩父宮(東京)
       17:00 神戸製鋼×NTTドコモ     ヤンマースタ(大阪)
       18:00 トヨタ自動車×ヤマハ発動機  豊田ス(愛知)
       19:30 キヤノン×サントリー     秩父宮(東京)
       19:30 近鉄×豊田自動織機      ヤンマースタ(大阪)

8月19日(土)16:00 東芝×NEC          秩父宮(東京)
       18:30 クボタ×パナソニック     秩父宮(東京)
8月20日(日)16:00 コカ・コーラ×宗像サニックス レベスタ(福岡)

文/飯塚 健司
サッカー専門誌記者を経て、2000年に独立。フリーランスライターとして活動中。日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員。美術検定3級。

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