レアルは今もゴールをC・ロナウドに頼っている プレシーズン不発のベイルは”不合格”か

レアルのベイル photo/Getty Images

FWの得点者はマヨラルのみ

プレシーズンマッチでレアル・マドリードは苦戦が目立った。インターナショナル・チャンピオンズ・カップではマンチェスター・ユナイテッドに1-1、マンチェスター・シティには1-4、バルセロナには2-3、MLSオールスターズには1-1だった。特に気になるのは攻撃面だ。

この4試合で得点を決めたのはカゼミロ、若いオスカル・ロドリゲス、マルコ・アセンシオ、マテオ・コバチッチ、ボルハ・マヨラルとなっており、FWの選手で得点を挙げたのはマヨラルだけだ。

これにスペイン『MARCA』は、BBCのユニットで知られるカリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルの貢献度が不十分と取り上げている。特に注目されているのはベイルだ。2016-17シーズンの多くを怪我で離脱したベイルにとって、クリスティアーノ・ロナウドが不在のプレシーズンマッチはアピールのチャンスでもあった。
しかしベイルは235分間の出場で無得点。今夏にはモナコFWキリアム・ムバッペと入れ替わる形で放出されるのではないかといった話題まで出ているが、このパフォーマンスで指揮官ジネディーヌ・ジダンを納得させるのは難しいだろう。

同メディアはレアルがなかなか得点を決められなかったのはロナウド不在と関係があると伝えており、相変わらず得点部分の多くは32歳のロナウドに頼っている。レアルにとっては物足りないプレシーズンマッチの結果となったが、ここから状態を上げていくことはできるのか。8日にはマンUとのUEFAスーパーカップが迫っている。

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