A・サンチェスの獲得レースに“新たなビッグクラブ”参戦

マンCやPSGへの移籍の噂が報じられていたが...... photo/Getty Images

16-17シーズンのUCLで大躍進

今オフにDFセアド・コラシナツやFWアレクサンドル・ラカゼットを獲得したアーセナル。新シーズンの国内タイトル獲得にむけてまずまずの補強を展開している同クラブだが、FWアレクシス・サンチェスとの契約延長交渉が進展しないなど、暗雲が漂っている。

こうした状況のなか、リーグ・アンに所属するモナコがサンチェスの獲得に乗り出したと、英『THE Sun』が伝えている。なお、モナコ側が移籍金として4500万ポンド(約66億円)を捻出する構えを見せていることが併せて報じられた。

一時はマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン(以下PSG)への移籍の噂が囁かれていたサンチェス。しかし、アーセナル側が同じプレミアリーグのライバルクラブに同選手を引き渡す可能性が低いという論調が複数のメディアで報じられたほか、PSGがネイマール(前バルセロナ)の獲得に成功したことにより、両クラブへの移籍の可能性が低下している。また、モナコがベルナルド・シウバやティムエ・バカヨコ、及びベンジャミン・メンディらの売却益を利用してサンチェスの獲得に踏み切るという見解が同紙で示されており、同クラブが獲得交渉の主導権を握ったと言っても過言ではないだろう。引き続きアーセナルやモナコの動向を注視する必要がありそうだ。


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