名将アンチェロッティもセリエA勢の実力に驚き 「今季は競争的なものになる」

バイエルンを率いるアンチェロッティ photo/Getty Images

ミラン、インテル、ナポリに敗北

バイエルンが悪いのか、それともセリエAのクラブが良かったのか。今夏セリエAを代表する3クラブと対戦したバイエルン指揮官カルロ・アンチェロッティは、セリエA勢の仕上がりの良さに驚かされたようだ。

今夏バイエルンはまずインターナショナル・チャンピオンズ・カップでミランと対戦し、若手のパトリック・クトローネに2得点、フランク・ケシエ、ハカン・チャルハノールら新戦力にもゴールを許して0-4の大敗を喫してしまった。

さらに7月27日にはインテルと対戦し、FWエデルの2得点を喰らって0-2と敗北。そしてアウディカップの3位決定戦ではナポリに0-2で敗れ、セリエA勢には全敗となった。しかも3試合ともバイエルンは無得点で、印象は最悪だ。
伊『TuttoSport』によると、アンチェロッティはシーズンがまだ始まっていないことを強調しているが、セリエA勢の強さに驚かされたと語っている。

「我々はハッピーではない。だがまだシーズンはスタートしていないし、本当のファーストゲームはドルトムント戦だ。我々は競争力のあるチームだし、新戦力の到着も喜ばしい。過去のことは忘れ、公式戦に集中すべきだ。我々はバランスを欠き、失点が多くて点が十分に奪えてないからね」

「今夏はイタリアのクラブが印象的だったね。ナポリはミランやインテル以上に順調だと感じたし、今季のセリエAは競争の激しいものになるよ」

近年ナポリは国内で安定した試合を見せていたが、新戦力が大量にやってきたミランと指揮官が代わったインテルも優勝争いに絡めるのか。セリエAを盛り上げるためにもバイエルンを撃破した勢いを開幕戦から見せてほしいところだ。

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