バイエルンがピンチ 問題に頭を抱える指揮官「普段はこれほど失点しないのに……」

リヴァプール線を振り返ったアンチェロッティ監督 photo/Getty Images

問題があることは明白 絶対王者の地位も危うい!?

1日にプレシーズントーナメント『アウディカップ2017』が行われ、バイエルン・ミュンヘンとリヴァプールと対戦した。

試合は、開始7分にサディオ・マネのゴールで先制したリヴァプール。34分に新戦力のモハメド・サラーが追加点を挙げると、83分にダニエル・スタリッジがダメ押しゴールを決め、3-0でバイエルンを撃破した。この結果、バイエルンはナポリとの3位決定戦へ回り、リヴァプールがアトレティコ・マドリードとの決勝へ進むこととなっている。

試合後、リヴァプールに完敗を喫したバイエルンの指揮官カルロ・アンチェロッティがインタビューに応じ、次のように試合を振り返った。クラブの公式サイトなどがコメントを伝えている。
「我々はまだトップコンディションじゃない。攻撃も守備も良いプレイができていなかった。ただ、土曜日(DFLスーパー杯・ドルトムント戦)には確実に良くなっているはずだよ。普段はこんなに多くのゴールを奪われたりはしないんだけどね。問題があることは明白だ。我々はもっとバランスを保たなければならない。良いバランス状態であれば、彼らのカウンター攻撃を防げていただろう」

インターナショナルカップでACミランに0-4、インテルに0-2で敗戦を喫したり、勝利したもののチェルシー戦でも2点を奪われたりするなど、今夏のテストマッチでは失点が目立つバイエルン。思うようなプレシーズンを過ごせていないようだが、5日に行われる今季初タイトルがかかったドルトムント戦で、結果を残すことができるのか。ついに絶対王者の地位が揺らぐときがくるかもしれない。

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