わずか1シーズンでバルサを離れる? 期待されたポルトガル代表MFに売却案も 移籍初年度は目立った活躍なく

昨夏バルサに加入したA・ゴメス photo/Getty Images

移籍初年度は目立った活躍なく

昨夏大きな期待を背負ってバレンシアからバルセロナにやってきたポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスにクラブを離れる案が浮上しているようだ。

ゴメスは昨夏アンドレス・イニエスタら中盤選手の負担を軽減することが期待されて加入したものの、シーズンを通して目立った活躍はできなかった。サポーターからの評価も高いわけではなく、今のところ重要な戦力とは言えない状況だ。

スペイン『MARCA』によると、バルサもそんなゴメスの売却を検討し始めたという。バルサは当初同じMFのアルダ・トゥランを売却する方針だったが、アルダに興味を示すクラブは少ない。そこでバルサは代わりにゴメス売却を検討しているようで、わずか1シーズンでポルトガル期待の攻撃的MFが退団する可能性も出てきた。
同メディアはバルサ側が中盤の人員の多さを気にしていること、さらに選手の売却益で新たな人材を確保しようと考えていることを伝えており、ゴメスは売却候補の1人と見られている。現在のチームにはインサイドハーフだけでもイヴァン・ラキティッチ、イニエスタ、デニス・スアレス、トゥラン、そしてゴメスと人材は多い。さらに今夏にバルサは中国でプレイするブラジル代表MFパウリーニョの獲得にもこだわり続けており、新たなMFが加入する可能性もある。

近年バルサの補強はヒットが少ないと指摘されてきたが、ゴメスもその指摘を受けている選手だ。もう少し時間を与えて様子を見ることもできるはずだが、今夏に退団する可能性もあるか。

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