ローマ、ビッグクラブが注視する“守備の要”が残留へ SD「長い間チームに残る」

ローマの守備を支えるマノラス photo/Getty Images

マノラスの残留を明言したモンチ氏

今夏の移籍市場でいくつかのビッグクラブが獲得に興味を示していたローマ期待のDFは、チームへ残留することとなりそうだ。

2014年夏にローマへ移籍し、加入初年度からチームの主力として活躍してきたギリシャ代表DFコスタス・マノラス。CBを主戦とし、安定したパフォーマンスで昨季も公式戦45試合に出場している。そのため、主将ジョン・テリーが抜けたチェルシーやDFリーダーのレオナルド・ボヌッチを失ったユヴェントスなどが熱視線を送っていると報じられていた。

だが、ローマの新スポーツディレクターに就任したモンチこと、ラモン・ロドリゲス・ベルデホ氏がこれらの噂を完全否定。伊『GAZZETTA DI PARMA』などによると、記者会見へ出席した際のインタビューで「彼はローマの選手であり、ローマに満足していることを私は理解している。長い間、彼はチームに残り続けるんじゃないかな」とコメントしている。
モンチ氏は、『守備の要』となっているマノラスの残留を明言した。一方で、今夏の移籍市場ではDF陣で思うような補強ができていないチェルシーや、DFの核の後釜を探すユヴェントスはこのまま彼の獲得を諦め、すんなり引き下がるのだろうか。今後の動向にも注目が集まる。

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