アーセナルの前9番、プレミア残留でヴェンゲルに復讐か

16-17シーズンは不完全燃焼に終わったL・ペレス photo/Getty Images

退団は既定路線か

昨夏にデポルティボからアーセナルへの移籍を果たしたFWルーカス・ペレス。背番号9に見合う活躍が期待されていた同選手だが、2016-2017シーズンのプレミアリーグで僅か2試合の先発出場に留まるなど、不完全燃焼のままシーズンを終えている。

今オフに加入したアレクサンドル・ラカゼットに背番号9をあけ渡し、デポルティボへの復帰説も囁かれている同選手だが、新たにニューカッスルが同選手の獲得レースに参戦したと、英『THE Sun』が伝えている。現有戦力の火力不足を危惧し、最前線の補強を検討していることが同紙で伝えられているラファエル・ベニテス監督(ニューカッスル)。当初はダニー・イングス(現リヴァプール)の獲得を目論んでいた同監督だが、同選手の膝の負傷が癒えない現状を受け、ルーカス・ペレスにメインターゲットを変更したという見方が併せて報じられた。

アーセナルで十分に出場機会を与えられなかったことや、背番号9を剥奪されたことについて不満を述べたことが各メディアで伝えられている同選手。もはや同クラブ退団が既定路線となりつつあるが、同じプレミアリーグのライバルクラブへの移籍を果たし、自身を冷遇したアーセン・ヴェンゲル監督に一泡吹かせるのだろうか。

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