リベリ、ロッベンはもう中国にいらない? 上海上港TD「我々はもう33歳の選手を欲してない」

バイエルンを支えるロッベンとリベリ photo/Getty Images

状況は変わったと語る

近年は欧州、あるいは南米で活躍したスター選手が中国に引き抜かれる事例も増えており、アジアの中ではずば抜けて豪華な顔ぶれを揃えるリーグになっている。高額年俸を保証してくれる場であり、ベテラン選手たちにとっては理想的な環境かもしれない。

しかし、上海上港のマッズ・デイビッドセンTDはスター選手なら誰でも中国にやってこれるわけではないと主張する。独『Sport Bild』によると、同TDはバイエルンで長年活躍するアリエン・ロッベンとフランク・リベリを例に出し、彼らベテランのスター選手が容易に中国に挑戦できる状況ではなくなったと語っている。

「欧州でプレイしている選手たちがいつでも中国行きを選択できると考えているなら、それは思い違いだ。そんな状況は3~4年前のことで、今は違う。もしリベリが2、3年前に中国からオファーを受けていればチャンスはあったが、上海上港のような野心を持つクラブは今リベリやロッベンを獲得しないね。27歳のヴィツェルやアレックス・テイシェイラ、25歳のオスカルらスターを獲得できるのに、なぜ33歳か34歳の選手を獲得する必要があるのか。リベリとロッベンが中国でプレイしたいなら、彼らはチャンスを逃したよ。我々はもうそうした選手を欲していない」
中国では1部の13クラブによる給与未払い問題も話題になっているが、より若くて質の高いスター選手がやってくる環境になったと同TDは自信を持っているようだ。以前であれば引退間際の選手でもプレイできたかもしれないが、もうそんな状況ではなくなってきているのかもしれない。

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