ウォーカーに”5000万ポンド”は異常…… コンテ「最近は1人1人が高すぎると感じる」

チェルシーを率いるコンテ photo/Getty Images

チェルシーも獲得を狙っていたようだが……

現在の移籍市場では、高額すぎる移籍金が動いている。DF史上最高額、GK史上最高額など記録を更新することも珍しいものではなくなっており、優秀な選手を揃えるには莫大な費用がかかってしまう。

チェルシーを指揮するアントニオ・コンテは今夏にトッテナムDFカイル・ウォーカーのことも獲得したかったようだが、最終的にウォーカーは2014年に当時DF史上最高額だった5000万ポンドでチェルシーからパリ・サンジェルマンに移籍したダビド・ルイスと同額の移籍金でマンチェスター・シティに移籍している。ウォーカーも優秀なサイドバックだが、あまりに高額すぎる。

英『METRO』によると、コンテも近年の移籍金が高額すぎることが補強を停滞させる原因になっていると感じているようだ。コンテはウォーカーの移籍金が高額すぎたことを振り返っており、選手1人1人の移籍金が高すぎることを嘆いている。
「ウォーカーが欲しいとしても、ご存知の通り彼は非常に高額だ。我々はウォーカー獲得にトライしていた。正直、今は1人1人の移籍金が高すぎると感じているよ。右サイドバック、左サイドバック、センターバックまで獲得するには高額なお金がかかる。チームを成長させるうえで今の市場はチームにとって非常に難しいね」

サイドバックではマンCがウォーカーを5000万ポンド、ベンジャミン・メンディを5200万ポンドで獲得しているが、少し名の通ったサイドバックを獲得するだけでもDF史上最高額を更新するほどのお金が必要になってくる時代だ。仮にチェルシーがウォーカーを獲得できていれば右のウイングバックとして重宝したはずだが、あまりにも高額すぎたか。

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