モウリーニョ、愛弟子MFの引き抜きに60億円の入札へ

どのような決断を下すのか photo/Getty Images

ターゲットを一本化か

今オフにDFヴィクトル・リンデロフやFWロメル・ルカクを獲得したマンチェスター・ユナイテッド。新シーズンのプレミアリーグ制覇やUEFAチャンピオンズリーグにおける躍進にむけて上々の補強を展開している同クラブだが、ジョゼ・モウリーニョ監督が「MFとウインガーの補強が必要」と語るなど、更なる選手獲得の可能性を示唆している。

こうした状況のなか、同クラブが現チェルシー所属MFネマニャ・マティッチの獲得にむけ、4000万ポンド(約60億円)の入札に踏み切る構えを見せていると、英『THE Sun』が伝えている。かねてよりマティッチの獲得を熱望している同クラブだが、チェルシーとの争奪戦の末にルカクを獲得したことにより、先方が態度を硬化。一気に交渉が停滞したほか、エリック・ダイアー(現トッテナム)の獲得交渉も先方の拒否に遭って暗礁に乗り上げるなど、意中のMFの確保に苦慮している。

ポール・ポグバやアンデル・エレーラの守備の負担を軽減する、対人守備に長けるMFが不足しているマンチェスター・ユナイテッド。獲得候補をマティッチに絞ったという見方が同紙で伝えられているが、モウリーニョ監督はチェルシー在籍時に指導した愛弟子を引き抜くことができるだろうか。

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