わずか2年でレアルに”世界最高の右SBの1人”が生まれた ダニーロをも退けた男をスペイン紙絶賛

レアルのカルバハル photo/Getty Images

攻撃面で急成長

今夏にレアル・マドリードからマンチェスター・シティに移籍したサイドバックのダニーロは、残念ながらレアルでは定位置を確保できなかった。2015年にポルトから加入した際には右サイドバックのファーストチョイスになるかとも思われたのだが、ここで一気に伸びてきたのがライバルのダニエル・カルバハルだった。

2015-16シーズンの前半戦ではダニーロがスタメンで起用されることもあったが、カルバハルがあっさりとポジションを奪取。その後は不動の1番手としてレアルの右サイドを支える存在となった。スペイン『MARCA』もカルバハルが成長したことを取り上げており、「この2年でアンタッチャブルな存在に。ダニーロの加入以降大きく成長し、世界最高の右サイドバックの1人になった」と称賛している。

カルバハルは守備時の1対1にも強いが、何よりこの2年で攻撃面で大きく成長した。2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ決勝ではクリスティアーノ・ロナウドの先制点をアシストしており、これがチャンピオンズリーグでは5つ目のアシストだった。この数字はチーム最多で、カルバハルはレアルの中では2016-17シーズンのチャンピオンズリーグで最もアシストを決めた選手になっている。
左のマルセロ、右のカルバハルはレアルにとって強力な武器になっており、その攻撃力は世界屈指のレベルにある。同メディアはダニーロに運がなかったと伝えているが、カルバハルがここまで成長するとは予想していなかったかもしれない。

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