浅野拓磨はポジションを守れるか 独メディアが昨季15得点の新ライバル絶賛

シュツットガルトに加わったアコロ photo/Getty Images

ウイングには実力者が揃う

2017-18シーズンよりブンデスリーガ1部で戦うシュツットガルト所属の日本代表FW浅野拓磨は、ポジションを確保していけるのだろうか。2部での戦いだった2016-17シーズンは前半戦からカルロス・マネとともに超高速アタッカーとしてウイングのポジションを確保していたが、徐々にスタメン争いは激化。ヨシップ・ブレカロ、ジュリアン・グリーンなどスピードを武器とする選手も加わり、シーズン終盤には浅野がウイングからインサイドハーフに回されることまであった。

その浅野の新たなライバル候補となっているのが、今夏スイスのFCシオンから獲得したFWチャドラック・アコロだ。アコロは22歳のサイドアタッカーで、2016-17シーズンはスイスの国内リーグで15得点を記録している伸び盛りの選手だ。シュツットガルトはアコロを600万ユーロで獲得しており、またサイドに実力者が加わることになった。

独『Echo24』もアコロを特集しているが、同選手はすでにトレーニングマッチで結果を出している。シュツットガルトは22日にブンデスリーガ2部のハイデンハイムとトレーニングマッチをおこなったが、アコロはこの試合でさっそくゴールを記録している。チームは1-2で敗れたものの、アコロは高く評価されている。
シオンを率いるペーター・ツァイトラーもアコロについて「彼はなかなか見ることのできない能力を持っている」と称賛していたが、同メディアは「すでにハイデンハイム相手にゴール前でクオリティを持っていることを証明した」と伝えている。

1部で浅野がどこまで通用するか見物だが、まずはポジション争いを制する必要がある。アコロはさっそくトレーニングマッチで自身の価値を証明したが、浅野は前線のポジションを守れるか。

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