[移籍]移籍理由は「ペップ」の存在 マンC、39億円で注目株ダニーロの争奪戦を制す

マンC加入が決まったダニーロ photo/Getty Images

「ペップのためにプレイしたい」

マンチェスター・シティは23日、レアル・マドリードからブラジル代表DFダニーロを獲得したことを発表した。契約期間は5年間で、アメリカツアー中のチームに、すでに合流しているとのことだ。

現在26歳のダニーロは2011年夏に母国ブラジルを離れ、欧州挑戦を決断。サントスからポルトへ移籍した。すると、2年目から徐々に頭角を現し、ポルトのリーグ3連覇などに貢献。その活躍が認められ、2014-15シーズン終了後にレアル・マドリードが獲得した。加入初年度はチームの主力として公式戦41試合に出場し、7ゴール5アシストを記録したが、波のあるプレイが目立ち昨季は思うような出場機会を得られず。25試合まで出場機会を減らしていた。そして、チェルシーやユヴェントスなどもダニーロの獲得に興味を示していたが、シティへの移籍が決まった。移籍情報サイト『transfermarkt』などによると、移籍金は3000万ユーロ(約39億円)とのことだ。

そんなダニーロはクラブの公式サイトを通じて「マンチェスター・シティに参加することができて、とてもとても満足しているよ。他のクラブも強い関心を示してくれていたけど、ペップ・グアルディオラのためにプレイすことが僕の野望だったんだ。彼が僕に興味を持っていることを知ったとき、すぐにシティの選手になりたいと思ったよ」と喜びや移籍理由などを明かしている。
はたして、ダニーロは尊敬するペップにイングランドでは初の栄光をもたらすことができるのだろうか。

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