英・仏の2位対決はトッテナムがパリ相手に4発 新星誕生の予感も

左ウィングに入ったエンクドゥ

16-17シーズンのリーグ戦で優勝に一歩届かず、2位で涙をのんだ両者がアメリカの地で相見える。23日、リーグ・アン2位のパリ・サンジェルマンとプレミアリーグ2位のトッテナムが、インターナショナル・チャンピオンズ・カップで対戦した。

試合を動かしたのはリーグ5連覇を惜しくも逃したパリだ。6分にエースのカバーニが左からのクロスを冷静に決め、幸先のいいスタートを切る。しかし、11分にエリクセンにスーパーゴールを決められると、18分にはパリのGKトラップが、クリアボールを相手に当ててしまいあっさり逆転されてしまう。親善試合といえども負けられないパリは、36分にパストーレが同点弾を叩き込み試合を振り出しに戻した。合計4つのゴールが生まれた前半は、そのまま2-2で後半へ折り返す。

後半開始そうそうパリは窮地に立たされることに。前半に決定的なミスを犯したトラップが、PA外でボールを扱ってしまい一発退場。パリは約45分を10人で戦うことになった。1人選手の多いトッテナムは前半以上にボールを保持し、試合を優位に進める。追加点がなかなか奪えない時間が続いたトッテナムだったが、アルデルヴァイレルトが強烈なミドルシュートを叩き込むと、最後はPKをケインが豪快に叩み試合終了。合計4ゴールを奪ったトッテナムが、パリを粉砕した。

敗戦してしまったパリだが、2点は全て流れのなかで相手を完全に崩し切っての得点であった。守備面で不安は残るものの、攻撃面では良い感触を掴めたはずだ。一方トッテナムは、個の力に頼る得点が多かったが、前半左ウィングに入ったエンクドゥが一際存在感を示した。22歳の同選手は16-17シーズン、トッテナムでほとんど活躍することはできなかったものの、この日マッチアップしたダニエウ・アウベスに退けを取らず、持ち前のテクニックを披露。同ポジションには怪我で離脱中のソン・フンミンや、デル・アリなどライバルは強敵だが、安定したパフォーマンスを見せることができれば、今後チャンスは訪れるだろう。補強が上手く進まないトッテナムだが、戦力となる新たなオプションが見つかったかもしれない。

[スコア]
パリ 2-4 トッテナム

[得点者]
パリ:カバーニ(6)、パストーレ(36)
トッテナム:エリクセン(11)、ダイアー(18)、アルデルヴァイレルト(82)、ケイン(88)

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