ユーヴェ移籍のデ・シリオ、デビュー戦はバルサ戦!? 恩師にアピールなるか

「10年前のミランを思い出した」

「10年前のミランを思い出した」

意気込みを語ったデ・シリオ photo/Getty Images

ユヴェントスは20日、ACミランからイタリア代表DFマッティア・デ・シリオを獲得したことを発表した。なお、契約期間は2022年6月30日までで、背番号は「2」となっている。

現在24歳のデ・シリオはミランの下部組織出身で、当時同クラブの指揮官を務めていたマッシミリアーノ・アッレグリ(現ユヴェントス監督)に才能を見出されトップチームデビュー。以後、両サイドで戦えるユーティリティプレイヤーとして、ミラン一筋でプレイしてきた。だが、昨シーズン中からミランの契約延長オファーを拒否していることが報じられると、今夏の移籍市場でかつての恩師アッレグリが率いる王者ユヴェントスへ加入することが決まった。

そんなデ・シリオが21日、移籍後初めての公の場に。22日に行われるインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)・バルセロナ戦の前日記者会見にアッレグリと出席し、意気込みなどを語った。クラブの公式サイトなどが伝えている。
まず「新たな課題や世界を知るために、変化のときだと思ったんだ。ユーヴェは僕が熱望した最高のチーム。すでにグループの強さや責任の重さを感じた。僕は10年前のミランを思い出したよ。チームメイトの信頼や尊敬を勝ち取れるように、全力を尽くしたい」と話し、移籍理由などを明かした。

そしてバルセロナ戦については「僕にとってバルサ戦は決してフレンドリーマッチなんかじゃない。良い印象を与え、正しいスピリットを示さないといけないからね。ユヴェントスでの本職はどこになるかって? 右サイドバックじゃないかな。ただ、左サイドでプレイすることにも慣れているからね」とコメントしている。

はたして、デ・シリオは新天地ユヴェントスでさらなる成長を遂げ、イタリア王者の一員としてこれまで以上に飛躍することができるのだろうか。同選手のデビュー戦となるかもしれないバルセロナ戦に注目が集まる。

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