ケイタを売らないライプツィヒにクロップもモヤモヤ? 「私がドルトムントの頃は……」

6600万ポンドのオファーまで拒否と報道


今夏リヴァプールが狙い続けているのがライプツィヒに所属するMFナビ・ケイタだ。ライプツィヒは2016-17シーズンにリーグ戦で2位に入る大躍進を見せたが、ケイタの働きは非常に大きかった。豊富な運動量、高い守備能力、チーム2位タイとなる8ゴールを挙げた得点力と、リヴァプールが注目するのも当然だ。

これまでリヴァプールはオファーも提示しており、その額は6600万ポンドに及ぶという。しかし、ライプツィヒ側はこれを拒否しており、なんとしてもケイタを守り抜く考えだ。これにリヴァプールを率いるユルゲン・クロップももどかしさがあるのか、ライプツィヒは自身が率いていた当時のドルトムントに比べて資金に余裕があることを羨むようなコメントを残している。

英『FourFourTwo』によると、クロップはライプツィヒが選手を売りに出さなくても戦えるクラブだと語り、ケイタ獲得が成功しないことにモヤモヤしているようだ。
「彼らは選手を売らなくてもいいんだ。私がドルトムントにいた頃は選手を売らなければならなかった。彼らはもう売らなくていいんだ。私は少し遅すぎたのかもしれないね」

クロップが率いていた頃のドルトムントは国内リーグ制覇まで達成したが、主力選手が毎年のように移籍した。マリオ・ゲッツェ、ロベルト・レヴァンドフスキ、マッツ・フンメルスなど、主力が引き抜かれるたびに穴埋め作業に追われてきた。しかしライプツィヒは移籍金を増額されてもケイタを守り続けており、クロップとしては悔しい気持ちがあるのだろう。ケイタは間違いなくリヴァプールのスタイルに合っているはずだが、獲得はあきらめるしかないのか。

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