[ICC]UCL大敗のリベンジ果たす! イウォビ弾で追いついたアーセナルがPK戦の末にバイエルンを下す

ハメス、ラカゼットも先発

ハメス、ラカゼットも先発

PK戦の末にバイエルンを下したアーセナル photo/Getty Images

19日、インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)の中国ラウンドがおこなわれ、アーセナルとバイエルンが対戦した。このカードといえば2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で実現しており、バイエルンが2試合合計10-2で勝利している。プレシーズンマッチとはいえ、アーセナルも意地を見せたいところ。

そのアーセナルは3バックを選択。GKにはチェフが入り、最終ラインはコシェルニーやムスタフィら要を欠いているものの、モンレアル、エルネニー、若いビエリクを並べた。ウイングバックにも新戦力のコラシナツ、マイトランドが入り、中盤にはコクランとジャカ、前線にはエジル、ウェルベック、そして史上最高額で加入したラカゼットが入った。

一方のバイエルンはGKにシュタルケ、最終ラインは右からラフィーニャ、フンメルス、アラバ、ベルナト、中盤はハビ・マルティネス、新戦力のコランタン・トリッソがボランチを組み、右にこちらも新戦力ハメス・ロドリゲス、左にリベリ、最前線にはミュラーとレヴァンドフスキが入っている。
アーセナルは最終ラインが若い選手で構成されていることもあり、序盤はバイエルンが押し込む展開に。特に左のリベリを封じるのに苦労し、ワンツーやドリブル突破などから何度もチャンスを作られてしまった。さらにベルナトの攻め上がりも効果的で、9分にはベルナトがペナルティエリア内まで1人で持ち込んだところをエルネニーが倒してPKを献上。これをレヴァンドフスキが落ち着いて決めてバイエルンが早々に1点をリードする。

一方のアーセナルはなかなか攻め込むことができなかったが、後半から登場したアレックス・イウォビが魅せる。イウォビは2016-17シーズンに出番が限られてしまっていたため、アピールしようとの思いがあったのだろう。積極的にドリブルを仕掛け、チャンスを作ろうと動いていく。それが実ったのが後半ロスタイムで、イウォビのドリブル突破から左サイドに展開し、クロスボールにイウォビが頭で合わせてゴール。アーセナルが美しい形から同点に追いつく。

試合はそのまま1-1で終了し、PK戦に突入。PK戦ではアーセナルがエルネニーが失敗したものの、バイエルンはアラバ、レナト・サンチェス、ベルナトが失敗。PK戦の末にアーセナルが勝利した。

[スコア]

アーセナル 1-1(PK3-2) バイエルン 

[得点者]

アーセナル:イウォビ(90)

バイエルン:レヴァンドフスキ(9)

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