新生ドルトムントでも”日本の10番”・香川はベンチ!? ブンデス公式のスタメン予想には新MFの名前が

ポジション争いは熾烈

ポジション争いは熾烈

ドルトムントの香川真司 photo/Getty Images

トーマス・トゥヘルが率いた2016-17シーズンは日本代表MF香川真司がベンチスタートになることも多かったが、ピーター・ボス率いる新シーズンのチームで香川はスタメンに入れるだろうか。ブンデスリーガ公式サイトは開幕を前に新生ドルトムントのスタメン予想を展開している。

ポイントとなるのは新戦力だ。システムはプレシーズンマッチでも採用されている[4-3-3]が予想されており、GKにはロマン・ビュルキが入る。最終ラインはセンターバックに変化がある。マルク・バルトラではなく、新たに加入したエメル・トプラクが入り、ソクラティス・パパスタソプーロスとコンビを組むと予想されている。ボスが率いていたアヤックスではニック・フィエルヘフェル、さらに驚異の身体能力を誇るダビンソン・サンチェスがセンターバックを務めており、同サイトは高い最終ラインの裏をカバーするだけの身体能力を持つDFをチョイスするはずと見ている。ボールの扱いではバルトラの方が上だが、スピードなどの理由からバックアッパーになるとの予想だ。サ イドバックはウカシュ・ピシュチェク、マルセル・シュメルツァーと変化がない。

気になる中盤はアンカーにユリアン・ヴァイグル、インサイドハーフには新加入の若手MFマフムード・ダフードが入ると予想されている。そして少し攻撃的な位置にプレシーズンマッチで好調を維持しているクリスティアン・プリシッチとの予想だ。ここは香川が担当できるポジションだが、同サイトはマリオ・ゲッツェとともに中盤中央のバックアッパーと香川を捉えているようだ。また、ここにはゴンサロ・カストロもおり、2016-17シーズンはラファエル・ゲレイロもここを担当していた。ゲレイロは負傷離脱しているものの、香川のライバルは多い。新シーズンも争いは避けられないだろう。香川は肩の負傷もあって出遅れているため、早く負傷を治して挽回したいところだ。
最前線は変わらず左にマルコ・ロイス、右にウスマン・デンベレ、最前線はピエール・エメリク・オバメヤンだ。ロイスがシーズンを通して怪我なく戦えるかどうかは大きなポイントで、ロイスがいるだけでドルトムントの攻撃の質は驚くほど上がる。それが王者バイエルンに挑む条件となるはずだ。

予想ではこのようになっているが、香川は2018ロシアワールドカップへ向けポジションを確保していけるのか。ゲッツェも代謝異常から復活への第1歩を踏み出しており、今後もポジション争いは熾烈を極めるだろう。

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