この移籍金は正しい? 「高額移籍金がかかったイングランド人選手イレブン」の顔ぶれが……

高すぎるとの意見が多数

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マンCに移籍したウォーカー photo/Getty Images

トッテナムDFカイル・ウォーカーがマンチェスター・シティに移籍した。近年は移籍市場で支払われる金額がとんでもないことになっているが、マンCはウォーカー獲得にDF史上最高額となる5000万ポンドを支払っている。ウォーカーは優秀なサイドバックだが、さすがに高額すぎるのではないか。

これを機に英『Daily Mirror』は、過去に高額な移籍金がかかったイングランド人選手を特集。ポジションごとに分け、高額移籍金イレブンを作成している。このメンバーがなかなかに衝撃的だ。

まずGKは今夏サンダーランドからエヴァートンに移籍したジョーダン・ピックフォードだ。ピックフォードは昨年1月にプレミアリーグデビューを果たしたばかりだが、イングランド人GKとしては史上最高額となる3000万ポンドの移籍金が支払われている。
最終ラインは3バックとなっており、センターバックには2002年にリーズから当時の英国記録となる3000万ポンドでマンチェスター・ユナイテッドに移籍したリオ・ファーディナンド氏、それに今夏あっさり並ぶ形でバーンリーからエヴァートンに3000万ポンドで移籍したマイケル・キーン、そして昨夏それを大きく上回る4750万ポンドでエヴァートンからマンチェスター・シティに移籍したジョン・ストーンズの3人だ。

ウイングバックには今回のウォーカー、左には3000万ポンドでサウサンプトンからマンUに移籍したルーク・ショーだ。

中盤の3人は少しばかり攻撃的すぎるが、2010年にアストン・ヴィラから2600万ポンドで移籍したジェイムズ・ミルナー、2014年にサウサンプトンから2500万ポンドでリヴァプールに移籍したアダム・ララーナ、そして2015年夏にリヴァプールからマンCに4900万ポンドで移籍したラヒーム・スターリングだ。

FWの2人は2004年にエヴァートンからマンUに3000万ポンドで移籍したウェイン・ルーニー、その相棒には2011年にニューカッスルからリヴァプールに3500万ポンドで移籍したアンディ・キャロルだ。

この顔ぶれを見てもワールドクラスと呼べる選手は限られており、首をかしげたくなる金額もある。同メディアは「イングランド人選手にお金を払いすぎか?」とアンケートを取っているが、88%の人がYesと答えている。彼らは高額移籍金の歴史に名を残したが、正当な金額だったのかは判断しにくいものとなっている。

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