浦和、今シーズンを象徴する結果に ドルトムントの神童19歳に3分で2点叩き込まれる

意地を見せるも勝利には届かず

意地を見せるも勝利には届かず

モルに抜かれる槙野 photo/Getty Images

15日、明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が行なわれた。浦和レッズが迎え打つは、香川真司擁するドイツの名門ドルトムントだ。

親善試合とは言えシーズン中である浦和レッズは、内容とともに結果も求められる。対するドルトムントは新シーズンに向けた準備段階であり、コンディションは整っていないがベストメンバーで挑んできた。

立ち上がりはドルトムントがボールを持ち、浦和がカウンターを狙う展開に。ゆっくりボールを回しながら徐々にギアを上げるドルトムントは、FKからバルトラがクロスバーを叩く惜しいシュートを放つなど徐々に浦和ゴールに迫る。

しかし、先制点はホームの浦和に生まれた。何度もカウンターを仕掛ける浦和は、右サイドを関根が徐々に崩し始める。すると24分、その流れで得たCKを興梠が足で合わせ先制に成功。
得点し余裕が出てきた浦和は、ボールも回り始めプレスもきくようになってくる。37分には、遠藤のパスに反応した宇賀神が裏に抜け出すと、中で待っていたフリーのラファエル シルバに折り返す。しかし、この決定機を決め切ることができず、追加点とはならなかった。

その後はお互いに決定機が訪れるも、どちらも決め切ることができず1-0で前半を折り返す。

後半はリードしている浦和が主導権を握り、試合を優位に進める。後半から右サイドに入った駒井と左サイドにポジションチェンジした関根が、サイドを果敢に攻め上がり、ドルトムント守備陣を苦しめる。56分には、西川の正確なロングフィード一本で抜け出した関根が、GKと1対1になるも決めきることができない。

対するドルトムントは後半から入った19歳モルと17歳イサクのフレッシュな2人が、個人技で浦和ゴールに迫る。その個人技からドルトムントに同点ゴールが生まれた。76分、エリア近くでボールを持ったモルが、槙野をドリブルで上手く交わしゴールに流し込んだ。

勢いが止まらないモルは、自らボールを前線まで運び、一旦味方に預ける。そして、左サイドからの折り返しを自ら左足で叩き込んだ。19歳がたった3分で、試合をひっくり返す。

しかし負けて終われない浦和は、85分にCKから遠藤が同点弾を叩き込み、ホームの意地を見せた。引き分けで試合終了かと思われた88分、ドルトムントが試合を決着付ける。一瞬のミスを見逃さなかったシュールレが、豪快にゴールに突き刺し試合終了。ドルトムントが2-3で勝利を収めた。

3分で19歳のモルに2点奪われた浦和は、意地を見せるも今シーズンを象徴するかのような試合結果となってしまった。対するドルトムントは過密日程の中、しっかりと結果を出し名門の面子を保っている。また、チームに合流したばかりの香川は、ベンチに顔を見せるも出場することはなかった。

[メンバー]
浦和レッズ:西川 周作、槙野 智章、遠藤 航、森脇 良太(→那須 大亮46)、宇賀神 友弥(→駒井 善成46)、武藤 雄樹(→矢島 慎也64)、柏木 陽介、阿部 勇樹(→長澤 和輝64)、関根 貴大(→梅崎 司64)、興梠 慎三(→ズラタン46)、ラファエル シルバ(→高木 俊幸64)

ドルトムント:ヴァイデンフェラー、ピシュチェク(→パスラック66)、バルトラ(→パパスタソプーロス46)、トプラク(→スボティッチ46)、シュメルツァー、カストロ、シャヒン(→ゲッツェ62)、ローデ(→ザガドゥ46)、プリシッチ(→モル46)、オバメヤン(→イサク46)、シュールレ

[スコア]
浦和レッズ 2-3 ドルトムント

[得点者]
浦和レッズ:興梠(24)、遠藤(85)
ドルトムント:モル(76、79)、シュールレ(88)

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