やっぱり金銭感覚おかしい? ウォーカーの”DF史上最高額移籍”に英紙「本当に5000万ポンドの価値か」

マンC移籍が決定

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マンCに移籍したウォーカー photo/Getty Images

14日、マンチェスター・シティがトッテナムからDFカイル・ウォーカーを獲得したと発表した。ウォーカーはプレミアリーグを代表する超攻撃的なサイドバックで、ジョゼップ・グアルディオラの理想に合った選手と言えるだろう。しかし、その移籍金には疑問の声もある。

マンCがウォーカー獲得に支払った移籍金は5000万ポンドとなっており、これはチェルシーDFダビド・ルイスがパリ・サンジェルマンに移籍した時と並んでDF史上最高額の移籍金だ。確かにウォーカーは優秀なサイドバックだが、さすがに高額すぎるのではないか。

英『Daily Mail』は「本当に5000万ポンドもの価値はあるのか?」と報じており、近年の市場で起きている超高額な取引に驚いている。同メディアが注目しているのは、マンCのファーストターゲットがユヴェントスDFダニエウ・アウベスだったことだ。アウベスはグアルディオラとバルセロナで仕事をともにしており、関係は良好だ。今度はプレミアリーグの舞台で仕事をすることになると思われた。ところがアウベスはパリ・サンジェルマン移籍を選択。これを受けてマンCはウォーカー獲得を急ぐ形となった。同メディアはアウベスに次ぐ2番手だった選手にDF史上最高額が支払われたことに驚いており、少々高すぎたかもしれない。
さらに2016-17シーズンのデータを見ると、サイドバックで最多のチャンスメイク数を記録したのはリヴァプールのジェイムズ・ミルナー(57回)、2位はエヴァートンのレイトン・ベインズ(46回)、3位はリヴァプールのナサニエル・クライン(45回)、そして4位が39回でウォーカーとなっている。同メディアはこのデータからもDF史上最高額にふさわしいのか疑問を感じており、納得できない部分もあるようだ。

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