アーセナルは来季優勝も狙える!? エジルの残留希望、ラカゼット獲得に英紙は「最高の夏」と手応え

効果的な補強を展開と来季に期待

効果的な補強を展開と来季に期待

さっそく結果を出したラカゼット photo/Getty Images

トップ4を逃し、さらにアレクシス・サンチェスとメスト・エジルのエース2人を失う可能性があったアーセナルは予想以上に良い夏を過ごしているのかもしれない。サンチェスとエジルの2人を失っていれば最悪の気分だっただろうが、エジルは残留希望を表明。さらにサンチェスの移籍もまだ実現しておらず、指揮官アーセン・ヴェンゲルは残留を強調している。

英『METRO』は、「アーセナルが移籍市場で最高の動きを見せているのではないか」と特集しているが、来季の戦いに向けて着々と準備は整っているように思える。まだ新戦力の人数こそ少ないが、すでにシャルケからサイドバックとセンターバックを務めることができるDFセアド・コラシナツ、リヨンからはクラブ史上最高額でFWアレクサンドル・ラカゼットを獲得している。サンチェス退団の噂があった中でラカゼットのようなゴールゲッターと契約できたのは大きい。

同メディアは仮にこのままサンチェスが残留すれば、来季のアーセナルはラカゼットの背後にエジルとサンチェスを並べる超強力な攻撃ユニットを形成することができると期待している。サンチェスを売却する場合でも、アーセナルは8000万ポンドもの移籍金を要求すると言われており、同メディアはそのお金でモナコからMFトマ・レマルを獲得できれば大幅な戦力ダウンにはならないのではないかと見ている。サンチェスの穴を完璧に埋めるのは難しいが、レマルとラカゼットのフランス人コンビなら違ったクオリティをもたらすことができるはずだ。
さらに最終ラインではエクトル・ベジェリンにバルセロナ復帰の噂があったが、バルセロナはベンフィカからネルソン・セメドを獲得している。これでベジェリンの残留が確実視されており、アーセナルはトップ4を失いながらも主力の大流出を避けている。同メディアはアーセナルが理想に近い夏を過ごしていると考えているようだが、このままいけばアーセナルは来季再びトップ4入り、さらには優勝まで狙えるか。

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