セレッソのサッカーが面白い! ”得点数2位”の攻撃力に韓国紙は「ユン・ジョンファンのマジックだ」

気づけば首位に

気づけば首位に

J1で首位に立ったセレッソ大阪 photo/Getty Images

セレッソ大阪のサッカーが面白い。2014年にJ2に降格した際は失望感が広がったが、2016年の昇格プレーオフを制してJ1に復帰。今季は復帰1年目だが、18試合を消化した時点で鹿島アントラーズを抑えて首位に立っているのだ。

やはり大きいのは今季から指揮を執るクラブOBのユン・ジョンファン監督の存在だろう。以前サガン鳥栖の指揮も執っていた同監督は、セレッソで攻撃的なサッカーを展開。最終ラインの位置も高く、前線の選手が自由自在にポジションチェンジを繰り返しながら相手守備陣を崩していく姿は非常に魅力的だ。トップ下に清武弘嗣ではなく山村和也を起用しているのも特徴的で、最前線の杉本健勇、左の柿谷曜一郎らが中盤で絡んでいく攻撃は見ていて面白い。

序盤戦こそなかなか得点が決まらない渋いゲームもあったが、徐々に攻撃陣が爆発。5月に入ってからはサンフレッチェ広島を5-2で撃破、大宮アルディージャを3-0、6月はアルビレックス新潟を4-0、ベガルタ仙台を4-2で撃破するなど得点が面白いように決まり始めてきている。気付けば得点数は41得点の浦和レッズに次いで多い35得点となり、J屈指の攻撃力を誇るチームとなっている。
ユン・ジョンファン監督率いるセレッソの快進撃には韓国『スポーツ朝鮮』も反応しており、「ユン・ジョンファンのマジックだ。昇格組が首位に立つサプライズが起きている」と伝えている。まだ期待をかけるのは早すぎるが、このまま優勝まで……と考えているサポーターもいるだろう。

今後は22日に浦和、29日にはガンバ大阪とのダービーマッチも控えており、ここでも勝利すればその実力は本物だ。セレッソのマジックはどこまで続くのか、今Jリーグで最も面白いサッカーを披露しているチームの1つと言えるはずだ。

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