ブラジルW杯決勝主審、惜しまれながら審判業引退

UCL決勝でも主審を担当

UCL決勝でも主審を担当

数々のビッグゲームを裁いたリッツォーリ氏 photo/Getty Images

イタリアサッカー連盟(FIGC)は4日、ニコラ・リッツォーリ主審が2016-2017シーズンをもって審判業から引退すると発表した。

2012-2013シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝(バイエルン・ミュンヘン対ドルトムント)や2014年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会の決勝(ドイツ対アルゼンチン)で主審を務めたリッツォーリ氏。的確なポジショニングに基づく正確なジャッジや、ヒートアップした選手に対する毅然とした対応に定評があり、イタリア国内や世界の舞台で活躍した。なお、FIGCの会長を務めるカルロ・タベッキオ氏は同連盟公式ホームページを通じ、「彼がイタリアサッカー界に残してくれた功績に感謝したい」という声明を発表している。

ひとつの誤審や不可解なジャッジが批判の対象となり、メディアによって陰謀説が囁かれることも少なくないセリエA。今後は同リーグの各試合の担当審判を決定する職に就くことが伊『La Repubblica』で伝えられているリッツォーリ氏だが、新たな立場でサッカー界の発展に寄与することができるだろうか。

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