“W杯常連国”・韓国代表が予選で消える!? ソン・フンミンに続く海外組の手術に韓国紙も焦る

キ・ソンヨンもプレミア開幕に間に合わず

キ・ソンヨンもプレミア開幕に間に合わず

キ・ソンヨンもカタール戦で負傷 photo/Getty Images

残り2試合となっている2018ロシアワールドカップアジア最終予選で、アジア勢としてはワールドカップ常連国となっている韓国代表が危険な状況に追い込まれている。韓国はワールドカップ出場圏内に入っているが、残りの2試合がいずれも上位陣との対戦となっているのだ。すでにワールドカップ出場を決めているイラン代表、勝ち点差1で2位韓国を追いかける3位ウズベキスタン代表との試合が残っており、結果次第では最悪の結果に終わる可能性もある。

さらに韓国には別の不安材料もある。韓国『スポーツソウル』が不安視しているのは、海外組のトッテナムFWソン・フンミンとスウォンジーMFキ・ソンヨンの状態だ。ソン・フンミンは2-3で敗れた6月のカタール代表戦で右腕を骨折し、手術を受けている。復帰には2~3か月程度必要と見られており、最悪の場合はイラン戦に出場できないケースも考えられる。

キ・ソンヨンも同じカタール戦で膝を負傷し、国内で手術を受けている。スウォンジーもキ・ソンヨンが来季のプレミアリーグ開幕戦に間に合わないことを発表しており、同メディアはイラン戦にも少なくない影響を与えるだろうと主力2人の状態を嘆いている。
しかも韓国はカタール相手に敗北したことで、代表監督を務めていたウリ・シュティーリケを解任している。今月4日には新監督に世代別の韓国代表チームを率いた経験のあるシン・テヨンの就任を発表しているが、同メディアは新監督の最初のミッションが海外組2人の替わりとなる選手を発掘することにあると伝えている。

日本も他国のことを心配していられる状況ではないが、ワールドカップ常連国の韓国はこの危機を乗り越えられなければ予選で敗退してしまう恐れもある。先月の代表戦後には英『Daily Mail』も「韓国と日本がアジアでこれほど苦戦するとは……」と驚いていたが、主力が万全ではない最後の2試合でまさかのシナリオは実現するか。

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