フランス屈指のウイングも気づけばもう”バイエルン生活10年” 「こんなに長く残るとは……」

不動の地位を築いてきた10年

不動の地位を築いてきた10年

バイエルンのリベリ photo/Getty Images

これまで何度か移籍の噂も流れたが、元フランス代表FWフランク・リベリはバイエルンに加入してから10年が過ぎた。2016-17シーズン限りでフィリップ・ラームが引退したため、リベリは現在バイエルンで最も長くプレイしている選手となっている。

そのリベリの貢献をクラブのウリ・ヘーネス会長も称賛している。独『Kicker』によると、同会長もリベリがこれほど長くバイエルンに留まるとは予想していなかったようで、この10年間の貢献を称えている。

「我々はこれまで優秀な外国人選手を抱えてきたが、フランクはこの10年でその基準を作った。彼がここにやってきた時、彼自身も10年の記念を祝うとは想像していなかっただろう。私は彼がこんなに長く残るとは思わなかったし、フランクのプランにもなかったはずだ。彼の代理人はミュンヘンには2、3年いることになると言ってたからね」
リベリはこの10年でブンデスリーガを7度、DFBポカールを5度、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップなど複数のタイトルを獲得。逆サイドのアリエン・ロッベンとともに欧州屈指のサイドアタッカーとしてチームを支えてきた。この10年間2人の牙城を崩せる選手は存在せず、彼らこそバイエルンの象徴でもあった。

これまでリベリにはユヴェントス、レアル・マドリード、チェルシーなど強豪クラブも興味を示してきたが、気づけばバイエルンでの生活は10年目を迎えている。

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