吉田麻也こそサウサンプトンの”主役”! 日本人DFの存在にメディアは「ファン・ダイク売るべき」

売却益で別のポジションの補強を

売却益で別のポジションの補強を

サウサンプトンに所属する吉田 photo/Getty Images

2016-17シーズンのサウサンプトンは最終ラインに大きな変化があった。シーズンがスタートした時はジョゼ・フォンテとフィルジル・ファン・ダイクが不動のセンターバックコンビだったが、フォンテは今冬にウェストハムへ移籍。ファン・ダイクは負傷で長期離脱してしまい、後半戦は急成長した日本代表DF吉田麻也と若手のジャック・スティーブンスのコンビがチームを支えることになった。

チームにとってはファン・ダイクらの離脱は痛手だったが、吉田とスティーブンスが戦力として計算できることを確認できたのは収穫だった。それもあってか、『90min』は今夏ビッグクラブから注目を集めるファン・ダイクについて「売ってしまうべきだ」と主張している。ファン・ダイクの移籍金はかなり高額なものになると予想されており、同メディアはファン・ダイクを売却して補強資金を稼ぐべきとの考えを示している。

では、ファン・ダイクが抜けた最終ラインは誰が統率するのか。それこそ吉田の役目だろう。同メディアは吉田は残すべきと伝えており、「今夏ファン・ダイクが退団するならば吉田の存在はチームを安定させるうえで極めて重要なものになる」と日本代表DFの能力を評価している。
また、相棒を務めたスティーブンスも想像以上のパフォーマンスを見せ、同メディアも「まぶしい未来がある。スティーブンスはサウサンプトンで成長を続けるべき」と今後に期待している。たとえば来季は吉田とスティーブンス、さらにもう1人即戦力のDFを加えて戦い、ファン・ダイクの売却資金を得点力不足と言われ続けた前線に充てるのもいいだろう。

ファン・ダイクがいなくては守れないわけでもなく、今のサウサンプトン守備陣はファン・ダイクを欠いてもそれなりに安定している。吉田が来季の主役になっても不思議はないはずだ。

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