[移籍]ローマ、サッスオーロで才能を開花させた若き逸材を買い戻し「2年間の集大成を披露したい」

古巣復帰が決まったペッレグリーニ

古巣復帰が決まったペッレグリーニ

U-21欧州選手権ではイタリア代表の中盤を牽引したペッレグリーニ photo/Getty Images

ローマは1日、買い戻しオプションを行使することで、サッスオーロからイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニを獲得したことを発表した。契約期間は2022年6月30日までの5年間とのことだ。

現在21歳のペッレグリーニはローマの下部組織出身で、2015年3月に行われたチェゼーナ戦でトップチームデビュー。同年6月にサッスオーロへ移籍したが、契約内容に買い戻しオプションが組み込まれていた。2016-17シーズンはサッスオーロで公式戦34試合に出場し、8ゴール8アシストを記録。結果を残したことで、ローマはオプションを行使することを決断した。

一方、代表ではイタリア代表の各年代でプレイ。5月に行われたサンマリノ代表との国際親善試合でA代表デビューを飾ったが、非公式かつ若手主体の代表編成だったため、6月11日に行われたロシアW杯欧州予選のリヒテンシュタイン戦が本格的なデビュー戦となった。そして先日、ドイツ代表の優勝で幕を閉じたU-21欧州選手権でもU-21イタリア代表の一員として参加しており、準決勝でスペイン代表に敗れるまでの全4試合にフル出場している。
そんなイタリアの将来を担う存在と期待されるペッレグリーニはクラブの公式サイトを通じて「ローマに復帰することができて嬉しい。サッスオーロへ移籍してから、これが僕の目標だったんだ。ここで2年間の集大成を披露したいね」と喜びや意気込みを語った。

はたして、ペッレグリーニはサッスオーロでの経験を活かし、古巣ローマでも輝きを放つことができるのだろうか。

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