今夏のミランは一味違う モラタ、ベロッティの代わりとなるFWにすでに注目

すでに最終ラインと中盤に補強

すでに最終ラインと中盤に補強

フィオレンティーナのカリニッチ photo/Getty Images

今夏のミランは驚くほど動きが早い。すでにビジャレアルからDFマテオ・ムサッキオ、アタランタからMFフランク・ケシエ、そしてヴォルフスブルクからDFリカルド・ロドリゲスを獲得。最終ラインに2人、中盤に1人と効果的に選手を補強しており、今から来季の戦いが楽しみになってくる動き出しの良さだ。

そのミランが次に狙うのは最前線だ。ターゲットには以前からレアル・マドリードFWアルバロ・モラタ、トリノFWアンドレア・ベロッティの名前が挙がっているが、2人とも人気があり、移籍金も高額だ。競争は避けられず、簡単に達成できるミッションではない。

しかし、すでに代替案はある。伊『Calciomercato』はミランが引き続きフィオレンティーナFWニコラ・カリニッチをチェックしていると報じており、セリエAですでに結果を出しているカリニッチも候補者の1人となっている。
同メディアはカリニッチについて、「すでに29歳となっているため、モラタやベロッティに比べて若くない。しかし今季は15得点とクオリティを見せている。2人よりもコストを抑えることができ、なおかつ効果的だ」と伝えており、そこまで大金をかけずともクオリティあるFWを獲得することは可能との見方を示している。

ミランを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラは以前フィオレンティーナを指揮していた人物で、カリニッチを高く評価しているという。モラタやベロッティに比べてインパクトは薄いが、十分に魅力的な選手と言えるはずだ。

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