目覚め始めた柴崎岳はテネリフェを1部に導けるか 昇格なら2年間契約延長へ

チームは昇格プレーオフへ

今冬にテネリフェに移籍したMF柴崎岳は移籍当初こそ環境への適応に苦戦したものの、最近は好パフォーマンスを披露。先日のアルコルコン戦では移籍後初ゴールも決めており、徐々に日本人MFの存在感は増している。

チームも柴崎のことを評価しているようで、スペイン『El Dorsal』はテネリフェが1部に昇格した場合は柴崎と2年間契約を延長することになると伝えている。柴崎はテネリフェ加入時に2017年6月末までの契約を結んでいるため、1部昇格に失敗して更新されなかった場合はフリーとなる。

そのテネリフェは4日のヒムナスティック・タラゴナ戦に0-1で敗れたものの、5位に留まった。スペイン2部では1位と2位のチームが自動で1部に昇格し、3位~6位のチームは昇格プレーオフを戦うことになっている。柴崎のテネリフェも5位に入っているため、6月におこなわれるプレーオフで1部昇格を目指すことになる。
柴崎が徐々にテネリフェで中心的存在になりつつある現状を考えると、来季1部で戦う柴崎の姿も見てみたい。チームも柴崎が加わってからパスを繋ぐ集団に変わり始めており、戦術面でも重要なピースになっている。プレーオフを勝ち抜くのは簡単なことではないが、柴崎は来季1部でプレイする権利を掴めるか。

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