レビッチ、ヘクター、セフェロビッチ…… 長谷部所属のフランクフルトから退団者が続々

クラブは代わりにフェルナンデスを獲得

今季は日本代表MF長谷部誠を中央に配した3バックなど複数のシステムを駆使して戦ってきたフランクフルトだが、来季はどうチームを作っていくつもりだろうか。独『Kicker』によると、すでにフランクフルトは数選手の退団を発表している。

フィオレンティーナからレンタルで獲得していたFWアンテ・レビッチ、同じくチェルシーからレンタルで獲得していたDFマイケル・ヘクター、エヴァートンからレンタルで獲得していたFWシャニ・タラシャイ、マンチェスター・ユナイテッドからレンタルで獲得していたDFギジェルモ・バレラがそれぞれ所属先に戻ることが決まっている。さらにFWハリス・セフェロビッチもベンフィカに移籍している。

一方でフランクフルトはフランスのレンヌからスイス代表の30歳MFジェルソン・フェルナンデスを獲得している。独『Bild』は「クラブのブルーノ・ヒュブナーSDがフェルナンデスを日本のスター長谷部と比較している」と伝えており、同SDは「強く、ファウルなしでボールを奪える」とフェルナンデスを評している。
フェルナンデスをボランチで起用する場合は、来季もリベロ・長谷部を継続することになるかもしれない。今季途中までこのシステムは非常に安定感があり、ブンデスリーガの中でも屈指の守備力を誇っていた。来季もこのシステムをオプションの1つとして使う価値はあり、それに合わせた補強が望まれる。来季はチームの顔ぶれも変わることになりそうだが、フランクフルトはもう1度堅い守備を武器に欧州カップ戦出場を狙えるか。

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