苦すぎたハメス”2度目の欧州制覇” チームメイトらよりも早く1人バスに乗り込む寂しげな姿に注目が

ベンチにすら入れず 

レアル・マドリードMFハメス・ロドリゲスにとって、2度目の欧州制覇は実に苦いものとなってしまった。今季はなかなか出場機会を得ることができず、控え組にあたる「最強Bチームの1人」としてプレイする機会が多かった。当然Bチームの選手がチャンピオンズリーグの決勝でスタメンに入るのは難しく、ハメスも予想通り外れた。しかも、ベンチにすら入れなかったのだ。

ベンチには今季ジネディーヌ・ジダンの下で急成長したMFマルコ・アセンシオなどが入り、そのアセンシオは途中出場から勝利を決定づけるゴールまで奪っている。同じレフティーとしてハメスはアセンシオの眩しい姿を見ていられなかったはずだ。

スペイン『MARCA』も苦い夜になったと伝えているが、それが分かるのが試合後のハメスの行動だ。ハメスもトロフィーとともに笑顔で写真を撮っているものの、ロッカールームでチームメイトらがおこなっていた写真撮影会には参加せず、1人だけ車のライトだけが照らす暗い夜道をチームバスに向かって歩いていったと同メディアは伝えている。
ハメスは今夏にクラブを去ると見られており、これがレアルの10番を背負っての最後の試合となる可能性は高い。それがベンチ外となれば、サッカー選手として屈辱に感じるのは当然だ。早々とバスに向かったことも、ハメスのもやもやした気持ちを表していると言えよう。

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