C・ロナウドはとにかく自由にプレイしたい! 「僕がストライカーになることはない」

ポジションに囚われない自由な動きが理想

レアル・マドリードでプレイするFWクリスティアーノ・ロナウドは、年齢を重ねるごとにポジションを中央へと移している。特に今季は中央でプレイする時間が増えており、以前のようにサイドからドリブルを仕掛けるようなケースは減った。よりシンプルにゴールを狙う選手になったと言えるだろう。

もはやセンターフォワードの選手と表現してもいいが、ロナウドは自身の役割をストライカーとは捉えていないようだ。スペイン『as』によると、ロナウドは自身のポジションについて「人々は僕をストライカーと思うだろうけど、僕がストライカーになることはない」とコメント。周囲の認識とは違いがあることをアピールしている。

ロナウドが望んでいるのはポジションに囚われない自由な動きで、システムがどの形になっても自由度は失いたいくないようだ。
「ポジションは指揮官の選ぶ戦術、指示に委ねられる。僕はよりフリーにプレイするのが好きだし、4-4-2の時は特にね。だけど4-3-3が嫌いというわけではないし、そのシステムでは僕は違った場所から違う動きができる」

形によって変わってくるが、今季レアルが使用する4-4-2ではイスコやルカ・モドリッチなど中盤の選手が自由にポジションを変え、最前線のロナウドやカリム・ベンゼマもサイドに流れるなど流動的だ。ロナウドは中央とサイドの両方でボールを受けられる自由なやり方を好んでいるようだ。

一部ではロナウドがゴール前での勝負に強さを見せていたフィリッポ・インザーギのような選手になってきたと言われているが、これから年齢を重ねてもそうしたストライカーらしい選手になるつもりはないのかもしれない。

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