昇格組ながら2位のライプツィヒは凄かった マテウス氏が挙げる”現ブンデス最高のMF3人”とは

ライプツィヒから2人も

今季のブンデスリーガでは揃って30得点以上を記録したドルトムントFWピエール・エメリク・オバメヤン、バイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキ、さらにそれを追いかけて25得点を記録したケルンFWアントニー・モデストなどストライカー陣に注目が集まった。しかし、チャンスメイクでチームに貢献する中盤の選手たちを忘れてはならない。

では、現在のブンデスリーガで最も優れたMFは誰なのか。独『Sport Bild』によると、今回元バイエルンのローター・マテウス氏がブンデスリーガでプレイするMFの中から、優れていると思う3人を発表している。今季はこの3人もレヴァンドフスキやオバメヤンら注目を集めたFW陣と同様に称賛されるべきだろう。

同氏が真っ先に名前を挙げたのは、バイエルンMFチアゴ・アルカンタラだ。チアゴについて同氏は「バイエルンのゲームを裏で操るチアゴは魅力的だね。ボールは容易く彼の指示通りに動くんだ。今季スペイン人MFはより効果的で、重要だった」とコメント。後方と前線を繋ぐ役割を淡々とこなした若き名手を称賛している。
残る2人はともに2位に入ったライプツィヒからだ。1人は10番を背負うエミル・フォルスベルグで、同氏は「フォルスベルグはチアゴとは違うが、同じようにエレガントな選手だね」と称えている。その表現は正しく、フォルスベルグは今季8得点19アシストを記録。アシストは今季最多の数で、最も分かりやすい形で活躍したMFだ。
2人目は汗かき役もこなし、8ゴールと得点力も見せたナビー・ケイタだ。同氏はケイタについて「フォルスベルグと同僚のケイタは攻守で違いを作れる選手で、リヴァプールが彼を欲しがるのも無理はないね」と他国の強豪クラブが目をつけるのも当然と称えている。

ライプツィヒはシーズンを通してよく走っていたが、それを支えたのが中盤の選手たちだ。ドルトムントを抑えて2位に入ることができたのも、フォルスベルグなどブンデスリーガ最高のMFの1人とマテウス氏に言わせる存在がいたからだ。そう考えると、昇格組ながら2位に入ったのも単なるサプライズとは言えないだろう。

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