「ベイルのことは忘れろ」 UCL決勝で英紙が先発に推薦するのはイスコ

イスコ出場時の方が成績は上

3日に行われるレアル・マドリードとユヴェントスのチャンピオンズリーグ決勝で注目ポイントの1つに挙がっているのが、レアルがガレス・ベイルとイスコのどちらを起用するかだ。指揮官のジネディーヌ・ジダンは両者を同時起用することも可能と語っていたが、これまでの傾向では同時起用の可能性は高くないだろう。

英『METRO』が推しているのはMFイスコの方だ。同メディアは「ベイルのことは忘れろ」と報じ、今ではイスコの方がレアルにとって重要な存在であることを伝えている。イスコはチャンピオンズリーグ準決勝アトレティコ・マドリード戦の2ndレグでも得点を決めていたが、4月に入ってからのペースは驚異的だ。4月以降は6得点4アシストを記録しており、時間にすると68・9分に1得点を演出していることになる。

また、チームへの影響も大きい。同メディアによればベイルが先発した際の勝率が54%なのに対し、イスコが先発した際の勝率は75%まで上がっている。エースのクリスティアーノ・ロナウドも影響を受けており、イスコ先発時の1試合平均得点は1・08を記録。一方でベイル先発時は0・46まで落ちている。チーム全体の得点率もイスコ先発時が2・58、ベイル先発時が2・30と差があり、今季のイスコはチームに大きな影響を与えている。
ベイルは今回の決勝が母国ウェールズで開催されることもあり、特別な思いを持っているだろう。しかし、負傷明けであることなどを考えるとイスコを先発にした方が安定感は増すはず。4月以降のイスコを見れば、今回はBBC結成を忘れるべきか。

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