インテルはペリシッチを売却しても大丈夫? ボバン氏「最も重要な選手の1人。馬鹿げた判断だ」

サイドアタッカーながら貴重な得点源

今夏インテルは積極的な補強に乗り出すと見られているが、FFPの問題を解消すべくMFイヴァン・ペリシッチを高値で売却しようと考えている。現在はマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示しており、指揮官のジョゼ・モウリーニョもペリシッチのことを評価しているようだ。

しかし、インテルはペリシッチのような選手を失っても大丈夫なのだろうか。伊『Gazzetta dello Sport』によると、かつてミランなどで活躍したズボニミール・ボバン氏は「ペリシッチはここ2年間インテルで最も重要な選手の1人だった。彼にはエネルギーがあり、攻撃面で常に危険な存在だ。インテルが彼を売却可能としているのは信じられないね」とコメントしており、ペリシッチ売却案に賛同していない。

ペリシッチはサイドプレイヤーながら今季はリーグ戦で11得点を決めており、インテルの攻撃をリードする存在だった。左右両足で正確なボールを蹴ることができるのも魅力で、マウロ・イカルディらFWを活かすクロスボールは大きな武器だ。仮にペリシッチを失えば、インテルはペリシッチのような働きを見せるウイングを探し出せるだろうか。
同氏は「馬鹿げた判断だ」とコメントしており、クラブの方針に疑問を抱いている。今季も欧州カップ戦出場権を逃したインテルは再生への道を歩んでいかなければならないが、今夏にしっかりとした道筋をつけられるだろうか。

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