堂安が3得点も決めているのに…… スペイン紙の注目はそれでも15歳の”和製メッシ”・久保にあり

15歳のプレイに好感触

15歳のプレイに好感触

U-20代表の久保建英 photo/Getty Images

現在韓国で開催されているU-20ワールドカップで決勝トーナメントまで駒を進めた若き日本代表では、ガンバ大阪でプレイする18歳のMF堂安律の活躍が目立つ。特にグループステージ最終戦のイタリア代表戦では2得点を挙げる活躍を見せ、チームを0-2のピンチから救った。

今や相手チームも堂安を最大限警戒しているはずだが、それでもスペイン『MARCA』が注目しているのは15歳のMF久保建英だ。同メディアは決勝トーナメントを前に今大会で注目すべき10の事柄を紹介しており、その1つに久保の名前を挙げている。

久保はここまで全試合ベンチスタートで、グループステージ初戦の南アフリカ代表戦と第2戦のウルグアイ代表戦には途中出場している。インパクトでは3得点を記録している堂安の方が大きいが、同メディアは久保への注目を失うべきではないと主張。南アフリカ戦で堂安の決勝点をアシストするなど、5歳上の選手に対してクオリティを見せていると高評価だ。
現在U-20日本代表ではエースの小川航基が負傷で離脱しており、前線はやや層が薄くなっている。イタリア戦ではスピードと運動量のある岩崎悠人と田川亨介のコンビが先発したものの、攻撃面ではあまり違いを作れなかった。守備面では奮闘していたものの、堂安しか得点を奪う術を持っていなかったのは事実だ。今後久保の重要性はさらに増してくるが、南アフリカ戦のアシストを上回る衝撃を世界に与えることはできるか。

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