もはや狂気の沙汰!? レアル、16歳のブラジル超新星を約56億円で獲得

金額に見合っただけの活躍が披露できるのか!?

金額に見合っただけの活躍が披露できるのか!?

レアルへの移籍が決まったヴィニシウス・ジュニオール photo/Getty Images

レアル・マドリードは23日、フラメンゴからU-17ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールを獲得することでクラブ間合意に至ったと発表した。

クラブの公式サイトによると、ジュニオールは現在16歳であり、FIFA(国際サッカー連盟)が定めている移籍条項に抵触する。そのため、18歳の誕生日を迎えた後の2018年7月からの移籍で合意に至ったという。そして、2019年7月まではレンタル移籍という形でフラメンゴに残ってプレイする予定だが、双方が同意すればレアルへの早期加入が可能のようだ。

2000年7月生まれのジュニオールは、今年3月に行われたU-17南米選手権で7ゴールを挙げ、ブラジル代表の優勝に貢献。同大会では最優秀選手と得点王にも輝いていた。一方、クラブでもすでにフラメンゴとプロ契約を結んでおり、今月13日に行われたアトレティコ・ミネイロ戦で待望のプロデビュー。レアルも公式サイトを通じて「サッカー界で将来を約束されている偉大な選手の一人」と紹介している。
将来を見越して、「ネクスト・ネイマール」や「ブラジルの至宝」と言われる若き逸材の確保に早くも成功したレアル。スペイン『MARCA』などの複数メディアによると、16歳にもかかわらず移籍金は4500万ユーロ(約56億円)にも及んだとのことだが、それに見合っただけの活躍を披露することができるのか。まだ若すぎるため、プロとしての実績は皆無。しかし、異常とも言えるほどの超高額なやり取りがなされる近年の欧州移籍市場は、もはや狂気の沙汰かもしれない。

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