新天地未定でJクラブの争奪戦は必至? 元磐田MF山田大記、3部降格のカールスルーエを退団

「長いようであっという間の3年間」

「長いようであっという間の3年間」

カールスルーエ退団を発表した山田 photo/Getty Images

カールスルーエに所属するMF山田大記は22日、今季限りでチームを退団することになったと発表した。

現在28歳の山田は2014年7月にジュビロ磐田を離れ、ブンデスリーガ2部のカールスルーエへ移籍。加入初年度から主力として活躍し、翌シーズンからは背番号「10」を身につけている。ベンチ外を味わうなど、今季は序盤戦こそ出場機会に苦しんだが、最終的に24試合に出場。チームを牽引したが、カールスルーエは思うような結果を残すことができず。最下位でシーズンを終え、3部降格が決まっていた。

そんな中、自身の公式Facebookを更新した山田は、まず「シーズンが終了しました。ただただ悔しかったシーズン。色んなことを感じ、色んなことを学びました」と今季を振り返った。そして「チームは3部降格が決まり、多くの選手がチームを離れます」と切り出すと「僕自身もチームと話し合い、3年間過ごしたこの地を離れることになりました」と報告。「長いようであっという間の3年間。今年の降格という結果を除けば、仲間やスタッフ、サポーター、環境、全てに恵まれた3年間でした。海外で挑戦できる機会を与えてくれ、温かく迎え入れてくれたこのクラブに、本当に感謝しています。カールスルーエSCというクラブは、今でもこれからも、自分にとって特別な存在です」と感謝の意を綴っている。
今後については「まだ決まっていない」と述べており、「はっきりと決まったら報告します」とコメント。はたして、山田の新天地はどこになるのだろうか。欧州のクラブを探すのか、それともJリーグへ復帰するのか。もしかしたら、Jクラブが争奪戦を行うことになるかもしれない。今後の動向に注目が集まる。

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