まさに最高の幕引き ハット達成でフェイエを18年ぶりのリーグ優勝へ導いたカイトが今季で現役引退

能力的にはまだまだ現役を続行できそうだが……

能力的にはまだまだ現役を続行できそうだが……

フェイエノールトを18年ぶりのリーグ優勝へ導いたカイト photo/Getty Images

フェイエノールトは17日、元オランダ代表FWディルク・カイトが今季限りで現役を引退すると発表した。

現在36歳のカイトはオランダ代表の一員として、W杯へ3度出場。2010年の南アフリカ大会では準優勝に、2014年のブラジル大会では3位に貢献している。そして、これまで国際Aマッチ104試合に出場しており、2014年に代表を引退した。

一方、クラブではユトレヒトでプロとしてのキャリアをスタート。2003年から3年間過ごしたしたフェイエノールトでは元日本代表MF小野伸二とともにプレイし、その後はリヴァプールやフェネルバフチェでも活躍した。そして、2015年に古巣フェイエノールトへ復帰。今季はリーグ戦31試合に出場し、12ゴール6アシストを記録している。14日に行われた最終節のヘラクレス戦では、ハットトリックの活躍で3−1の勝利に大きく貢献し、チームを18年ぶりのリーグ優勝へ導いていた。
そんなカイトはクラブの公式サイトを通じて「僕はこれまでのキャリアを通じて、自分が決めたことを信じて進んで来た。歩みを止める適切なタイミングだと思ったんだ。フェイエノールトへ復帰してからタイトルも獲得できたし、素晴らしい2年間を過ごすことができた。僕の夢を全て実現することができたよ」とコメント。心境などを明かしている。

自らのゴールでフェイエノールトに栄光をもたらしたカイト。能力的にはまだまだ現役を続行できそうだが、彼にとって最高の幕引きとなったかもしれない。いつか指導者として再びピッチへ戻ってくることを期待したい。

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