決勝ヘッドのマインツ武藤、日本人通算200ゴール目 ”逆転劇の立役者”にドイツ紙もチーム最高評価

逆転勝利で自動降格回避

逆転勝利で自動降格回避

逆転劇の立役者となった武藤嘉紀 photo/Getty Images

現地時間13日、ブンデスリーガ第33節で武藤嘉紀の所属するマインツは、フランクフルトと対戦した。ベンチスタートだった武藤は、後半の立ち上がりから途中出場すると76分に今季5得点目を記録した。

一度は2点差をつけられたマインツだったが、60分から立て続けに2得点を挙げ、同点に追いつく。するとその後、武藤がFWボージャン・クルキッチの柔らかいクロスに頭で合わせて勝ち越し点を奪う。『Opta』によるとこのゴールはブンデスリーガでの日本人通算200ゴール目だと伝えている。

さらに武藤は後半アディショナルタイムにボックス内で倒されてPKを獲得。これをMFパブロ・エセキエル・デ・ブラシスがキッチリをゴール右隅に流し込み、逆転勝利を決定づけた。その結果、マインツは4−2でフランクフルトに勝利し自動降格を回避した。ドイツ『Bild』はマッチレポートで「武藤のヘディングがマインツを幸福に導いた」と見出しをつけ、試合後の採点(ドイツ紙は1が最高点、6が最低点)で、FWジョン・コルドバと並んでチーム最高評価となる「2」を獲得した。

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