今のマンUに必要だった? リヨンで再生遂げる”元7番”に英紙「今のチームに欠けているもの」

放出が早かった?

放出が早かった?

リヨンで活躍するデパイ photo/Getty Images

今冬に出場機会を求めてフランスのリヨンへ移籍してから5得点6アシストと活躍しているFWメンフィス・デパイ。現在ジョゼ・モウリーニョ率いるマンチェスター・ユナイテッドではほとんど出場機会がなく、指揮官の構想に入ることはできなかった。しかし英『METRO』は、リヨンへの放出は早かったのではないかと考え始めているようだ。

デパイはリヨンに移籍してから明らかに変化しており、1試合平均のシュート数はマンUでプレイしていた昨季の1・9本から3・1本まで増加。PSVでプレイした最後のシーズンの5・4本には及ばないが、積極的なデパイが戻りつつある。さらに今冬の加入ながら6アシスト、23のチャンスメイクをしており、シュートだけでなくチャンスメイクの部分でもチームに大きく貢献している。

同メディアはデパイがリヨンで生まれ変わったと主張しており、「予測の難しいプレイ、ウインガーながらゴールにこだわるハングリーさ、これは今のマンUに欠けているものだ」と伝えており、アントニー・マルシャルやヘンリク・ムヒタリアンがなかなか得点を決められないことを考えるとデパイのオプションがあっても面白かったのかもしれない。
いずれにしても結果論だが、同メディアはモウリーニョが若手を早々に見切るのはこれが初めてではないと伝えており、チェルシー時代に才能を伸ばせなかったロメル・ルカク、ケビン・デ・ブライネらのことも取り上げている。彼らは今やプレミアリーグを代表する名手になっており、チェルシーがルカクを再び獲得するのではといった話もある。

今回デパイには買い戻し条項が付けられているため、マンUもオランダの若きサイドアタッカーを見捨てたわけではない。それでも同メディアはデパイの放出が早かったのではないかと捉えている部分もあるようだが、もう少し活かし方があったか。

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