「コーヒーとケーキとともにいい話し合いできた」 調子の上がらない原口に指揮官が愛ある対応

ここ数試合のパフォーマンスを気にかける

ここ数試合のパフォーマンスを気にかける

ヘルタの原口元気 photo/Getty Images

ヘルタ・ベルリンでプレイする日本代表FW原口元気は、今季序盤からスタメンを守り続けてきた。サイドでの上下動を続ける献身性は非常に高く評価され、日本代表でも2018ロシアワールドカップアジア最終予選で4試合連続得点を記録するなど大活躍。原口にとって今季は非常に充実したシーズンとなっていたはずだ。

しかし、その良い流れがここ数試合ストップしている。前節のブレーメン戦、その前のヴォルフスブルク戦ではスタメンから外れ、アレクサンダー・エスヴァインが先発している。独『Kicker』もここ数試合原口の試合後の採点が悪い結果ばかりであることを伝えており、順調だった今季の戦いに狂いが生じているのは間違いないだろう。

同メディアによると、指揮官のパル・ダルダイも原口の状態を気にしており、今回原口と話し合いの場を持ったようだ。ダルダイは「いい話し合いができた。コーヒーとケーキとともにね。彼は今ブンデスリーガでプレイしていて、出場機会が与えられた時は最高のプレイをしないと」とコメント。パフォーマンスの改善に期待をかけている。
最近の原口はプレミアリーグへの移籍希望があることからクラブとの契約延長交渉が進んでいない状態で、それがパフォーマンスに影響を与えている可能性もある。ダルダイも今はブンデスリーガでプレイしていることを強調していたが、まずはヘルタでのプレイに集中したいところ。同メディアも期待に応える義務があると伝えており、原口にはもう1度良かった時のパフォーマンスを取り戻してもらいたい。

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