[UCL]ロナウド、ハット達成に“守備でも”奮闘! レアルが宿敵相手にUCLで今季初の完封勝利

マドリードアトレティコ、2ndレグでは王者相手に大量得点での勝利が必須

マドリードアトレティコ、2ndレグでは王者相手に大量得点での勝利が必須

相手DFの上からヘディングで叩き込んだロナウド photo/Getty Images

2日にチャンピオンズリーグ(UCL)の準決勝1stレグが行われ、レアル・マドリードがアトレティコ・マドリードをホームのサンティアゴ・ベルナベウへ迎え入れた。昨季決勝の対戦カードで、UCLでは4シーズン連続で実現することとなったマドリードダービー。4月上旬にもリーグ戦で相見え、ドローに終わった両チームは満を持して試合に挑む。

アトレティコボールでキックオフされた試合は、序盤からめまぐるしい攻守の切り替わりが行われ、開始10分に早くもスコアが動く。セルヒオ・ラモスの右クロスをアトレティコDFが一度は跳ね返すも、クリアしきれない。こぼれ球をカゼミロがエリア内で拾いダイレクトで折り返すと、クリスティアーノ・ロナウドが頭で合わせ、レアルが先制に成功した。

だが、リードしているレアルに悲劇が襲う。前半終了間際に右SBのダニエル・カルバハルが手を上げて倒れこみ、ピッチを退いた。後半頭からはナチョが起用されている。
後半に入っても、一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。どうしてもアウェイゴールが欲しいアトレティコは、フェルナンド・トーレスとニコラス・ガイタンの2枚同時投入を行い、レアルの守備攻略にかかる。

しかし、73分にレアルが追撃を試みる。ペナルティエリア手前でカリム・ベンゼマがボールを受けると、右横へ走りこんだロナウドに流す。ロナウドは相手DFとうまく入れ替わり、右足で豪快にアトレティコゴールへ叩き込んだ。

その後、86分にロナウドがハットトリックとなる3点目のダメ押しゴールを決め試合終了。攻守に渡る貢献が見られたロナウドの活躍もあり、レアルが3-0で宿敵アトレティコをホームで粉砕しUCLで今季初の完封勝利を飾った。レアルは、決勝進出に向けて圧倒的優位な状況で、敵地での2ndレグへ挑む。一方、アトレティコは王者相手に大量得点での勝利が必須となってしまった。

[スターティングメンバー]
レアル・マドリード:ナバス、カルバハル(→ナチョ 46)、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、カゼミロ、モドリッチ、クロース、イスコ(→アセンシオ 67)、ロナウド、ベンゼマ(→ルーカス・バスケス 78)

アトレティコ・マドリード:オブラク、サヴィッチ、リュカ、ゴディン、フィリペ・ルイス、ガビ、サウール(→ガイタン 58)、コケ、カラスコ(→コレア 68)、グリーズマン、ガメイロ(→トーレス 58)

[スコア]
レアル・マドリード 3-0 アトレティコ・マドリード

[得点者]
レアル・マドリード:ロナウド(10、73、86)

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