次期世界最高の男・ネイマールの今季は”自己犠牲”がテーマ!? 「メッシがやりたがらないことを」

献身的に守備にも参加

献身的に守備にも参加

バルセロナのネイマール photo/Getty Images

バルセロナFWネイマールは近い将来に世界最高の選手になると言われているが、今季少しばかり納得できないのが得点数だ。リーガ・エスパニョーラでは9得点となかなか伸びず、33得点のリオネル・メッシ、26得点のルイス・スアレスと同じMSNの2人には大きく差をつけられてしまっている。

この数字だけを見れば、今季のネイマールは少し足踏みしてしまったように思える。しかし、英『sky SPORTS』はネイマールが自己犠牲の精神を身につけてきたのではないかと考えている。今季はチームを活かすところで目立っているからだ。

まずはチャンスメイク数だが、ネイマールは今季リーガトップとなる84回を記録しており、左サイドから次々とチームにシュートチャンスをプレゼントしている。さらに特徴的なのが守備参加だ。今季のネイマールは左サイドでしっかり守備に戻るシーンが目につくが、タックルを仕掛けた数も36回を記録。これは22回のメッシを上回っており、守備でチームに貢献しようとする姿勢も目立つ。
同メディアも「メッシがやりたがらないことをやっている」と伝えており、チームプレイの面でネイマールは成長していると言える。もちろん自身最大の持ち味でもあるドリブルは切れ味を失っておらず、今季はここまでリーガトップとなる154回のドリブル成功数を記録。これは2位のメッシが記録した116回を大きく上回る。

先日のクラシコで証明したように圧倒的な得点力こそネイマールとメッシの違いなのだが、その点を除けばネイマールは着実に成長していると言えるのではないか。ここまで9得点とやや物足りないが、今季も世界最高の選手に近づくシーズンとなったか。

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