あの”レスリングタックル”に続くお粗末プレイ 「ナガトモがこういうミスをするのは初めてじゃない」 

サポーターから厳しい批判も

サポーターから厳しい批判も

ミスを犯した長友 photo/Getty Images

インテルに所属する日本代表DF長友佑都に厳しい批判が相次いでいる。長友は30日に行われたナポリ戦に先発したものの、前半に痛恨のクリアミス。左サイドからのクロスに上手く対応できず、中途半端なクリアになったボールをナポリFWホセ・カジェホンに右足で豪快に決められてしまった。

インテルは近年あまり良い成績を残せていないが、それでもセリエAを代表するビッグクラブだ。そのクラブに所属する選手としてはあまりにお粗末なクリアだったと言える。この致命的なミスにはイタリアだけでなく世界のメディアが注目しており、スペイン『MARCA』は「恐ろしいミス」、英『FourFourTwo』は「シンプルなクリアを失敗した」、独『EuroSport』もワースト選手として長友を挙げており、かつてインテルでプレイしたスロバキア人DFブラティスラフ・グレシュコのような悪夢と伝えている。

グレシュコはインテルで2000-01シーズンから2シーズンだけインテルでプレイした選手だが、その最初のシーズンでは勝てば優勝が決まるという大事なラツィオとの最終節でヘディングのバックパスをミスしてしまい、致命的な得点をラツィオに与えてしまった選手だ。インテルサポーターにとってはあまり良い思い出のない選手と言えるかもしれない。今回はそのミスと長友のクリアミスが重ねられているようだ。
当然サポーターの評価も厳しい。SNS上では、「ナガトモ、ハラキリだ」、「長友がこういうミスをするのは初めてじゃない」と批判的な意見が出ており、今夏の退団も噂される長友にとっては非常に厳しい状況となってしまっている。

長友といえば、3月に行われた2018ロシアワールドカップ・アジア最終予選のタイ代表戦でも、ペナルティエリア内にこぼれたボールをクリアしようと左足を振ったが当たらず、スリップして転倒。それを相手選手に拾われそうになったところに体を強引にねじ込んでしまい、PKを取られている。この時もレスリングのような体の入れ方だとネタの1つにされていたが、今回も空振りに限りなく近いクリアミスだった。しかもタイ戦は勝利いたからいいものの、今回のナポリ戦はそれが決勝点となって敗れている。シーズン終盤の大事なゲームということを考えても致命的なミスとなってしまった。

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